北九州市・八幡西区の・産婦人科・田中産婦人科医院・里帰り・出産・女性
更年期障害について
1.更年期とは |
卵巣の働きは、40歳代に入ると、50歳台の閉経に至るまで次第に低下しはじめます。 この頃の期間のことを、更年期といいます。 |
2.更年期に起こる症状 |
|
**ホットフラッシュとは** →のぼせ・ほてり・多汗 |
3.更年期と骨の関係 |
女性の場合、カルシウムを有効に使い、骨量を有効に増やし維持するために、女性ホルモン重要な役割を果たしています。 ところが、閉経期を迎え、女性ホルモンが減少すると、骨の形成と吸収のバランスがマイナスに傾いてしまいます。 |
4.予防は早いうちから |
@骨粗しょう症となり、骨折を起こしてからの治療でなく、早めに骨量の測定を受け、状態を知っておきましょう。 AカルシウムやビタミンDの多い食品を摂取するのもよいでしょう。 B1日30分、日差しを浴びて歩きましょう。運動は、体の活動量を活発にして、骨や筋肉を鍛えます。 |
5.まとめ |
更年期以降の体は、いろいろな臓器や組織の機能も低下し、 栄養素の体内貯蔵能力も下がっていきます。 更年期は、すべての女性が迎える、節目に伴う変化です。 当医院では、更年期を 「後半生を輝いて生きるために、心と体をチェックする貴重な機会」 としてとらえ、HRT=ホルモン補充療法により、女性ホルモンの低下による、さまざまな症状・疾患を予防・治療しています。 また、これは日常生活に差しつかえるような、更年期障害に対する治療のひとつでもあります。 ホルモン補充療法には、医師の判断と慎重な管理が必要です。 ぜひ、この機会に御相談ください。 |