みなさま、いかがおすごしですか?

 

こちらのページでは、皆さまのちょっとした

 

疑問にお答えできればと思っております!

今月のお話は

『安産を目指せ!』です

 

 「安産」と「難産」って、お産になってみないと分からない。そんなふうに思っていませんか?

でも、実際は、妊娠中から安産になりやすい人、難産になりやすい人には

ある程度の傾向があります。

今の妊婦さんのお母さん世代が出産したころより、確かに最近は難産が増えているように思います。

その要因としては、初産の年齢が上がり、35歳以上の高齢出産が増えたこと、生活が便利になって日常的に体を動かす機会が減ったことなどが考えられます。

体形の特徴

 

 かなり太めで、お尻もがっちりタイプは、難産の傾向があります。

太りすぎていると、軟産道に脂肪がついて狭くなるため、赤ちゃんがうまくおりてこられない『回旋異常』を起こしやすくなります。

さらに、『妊娠中毒症』や『妊娠糖尿病』になるリスクも高くなります。

また、安産か難産かを左右する一つの条件は、骨盤の大きさと形です。

外見的には大きなお尻でも、問題はその中身なのです。

 

食生活

 

 外食や店屋物、コンビニ弁当などは、味付けが濃く脂っこいメニューやおかず が多いので、塩分もカロリーも高くなりがちです。

太りすぎや妊娠中毒症の原因になりやすいと言えるでしょう。

また、好き嫌いが激しく極端に栄養に偏りがあると、貧血になるなど、妊娠経過に悪い影響を与えます。

食事の栄養のバランスを考え、好き嫌いを減らすようにしてみましょう!

間食

 

 甘い物の食べすぎは太りすぎにつながり、難産の可能性を高めます。

また、『妊娠中毒症』や『妊娠糖尿病』になりやすく、難産になるだけでなく、赤ちゃんにもつらい思いをさせてしまうことに。

また、「大食いをしてはダイエット」という繰り返しはどんなに食べるのを控えていても、たびたび大食いをしていれば、体重は確実に増えていきます

太るのは簡単ですが、妊娠中にダイエットにより体重を落とすのは大変なのです。

食事は腹八分目を心がけ、寝る3時間前には食べないようにしましょう!

体力・体質

 

妊娠中に体を動かさないと、体重管理がうまくできないうえ、お産に必要なほどよい筋肉もつきません。

血行が悪くなり、色々なトラブルを起こしやすくもなります。

貧血が強い、すぐに疲れるといった虚弱体質も加わると、ますます心配です。

ただし、お産は別の要素にもよりますから、虚弱体質でも安産になる可能性は十分あります。

少なくとも、適度な運動は心がけましょうね。

こころ

 

 安産は日ごろの努力の積み重ねの末に得られるという面もあります。

体を動かすのが面倒だからと、ゴロゴロ過ごしたり、食べたい物だけ食べたり、タバコが止められなかったり。

努力がきらい、楽しいことしかしたくない!といった、自分を甘やかす生活をしていては、難産のリスクをたくさん抱えて出産日を迎えることになりません。

医師や看護師の注意は、「怒られた」のではなく、『アドバイス!』です。

すぐ行動に移し、疑問があるときはどんどん質問してください。

 

一番大事なのは、お母さんが赤ちゃんに会える日を楽しみに、明るく前向きに気分過ごすことです。

出産時にも上手にリラックスでき、あまり痛みを強く感じすぎることもなく乗り切れそうです。

 

赤ちゃんに良いことは、ほんとうはお母さんも知っているはず。

自分に優しくではなく、おなかの赤ちゃんに優しい選択をして、

出産という日を一緒に迎えましょう!!

 

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